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世界第三位の経済規模を有し、極めて安定的で透明性の高い日本マーケットは、数多くの魅力的なビジネス機会を提供しています。

最も洗練された消費者、キャパシティもクオリティも高い製造業、急激に再生エネルギーに舵を切り始めているエネルギー産業、全産業横断的に加速するDX、フィンテック、創薬、バイオ、教育、リテール、そして全般的なディープテックをベースに次から次へと生まれるスタートアップの数々と非常に多くのビジネス機会が生まれています。

日本は世界一の高齢化社会です。

ビジネスへは、事業承継という命題で影響を与えます。優良企業、優良事業であっても引き継ぐ経営者や技術者の不在から、他企業の支援を求める会社は増える一方です。また、構造的、中期的に円安基調にあることも、ビジネスに大きなインパクトを与えています。外国企業から見た場合、日本企業は割安に映っており、M&Aマーケットはかつてない活況を呈しています。

バブルの終焉以降、日本の企業社会はリスクを取り成長するダイナミズムを失っていました。その保守性は、「前例主義」「同調圧力」「現状維持バイアス」「サイロ」の4つの特徴に代表されます。しかし、失われた30年を経て、強固で保守的な日本企業文化をついに変えようという機運が急速に高まっています。企業全体の変革ニーズがかつてないほど大きくなっています。

戦略コンサルティング、外資系企業役員、上場企業代表取締役と多様な経験をベースに、マクロ、ミクロのトレンドを織り込み、クライアント企業の軌跡、現状の変革ニーズを深く理解し、テイラーメイドのサービスを提供可能なプロフェッショナル・ファームがHighland Creekです。

クライアント企業の皆様に耳を傾け、最適なソリューションを提供することをお約束します。
皆様とお会いできるのを楽しみにしております。

飯田 健作 CEO and Founder
Highland Creek

日本企業文化の4つの保守性を深く理解し、変革への推進力へと正しく変換する

前例主義

日本の前例主義は、失敗で組織的思考停止に陥り放置してしまうのが特徴。失敗した原因から学ぶ前例主義に変える

  • 「あー、あれは失敗したよ」「だからやらない方がいいんだよ」が課題を長年放置し、成長の足枷になっているのが日本企業
  • 失敗の「結果」で立ち止まるのではなく、失敗の「原因」を取り除くことで、新たな解決法を試行し続けるのが良い前例主義

同調圧力

日本の同調圧力は、正にも負にも強烈に働く。使い方次第で大きな武器となる

  • 事なかれ主義が横行し、「変えよう」という意見が社員から出ることは稀。出た時にとすくい上げられるリーダーを要所に配置出来るかがキモ
  • POC (Proof of Concept, パイロットプロジェクトによる証明)を数多く生み出すことで、同調圧力が流れを一気に変えてくれるのも特徴的
  • そのためにはトライできる心理的な安全な環境整備が大切

現状維持バイアス

日本の現状維持バイアスは、感情的にリスクを過大視し、議論を止めるのが特徴。リスクとリターンを常に定量化する組織に変える

  • 「どうせうまくいかない」「仕事が増える」といる悲観的なめんどくさがり屋さんが多いのが日本企業
  • 悲観的なめんどくさがり屋さんは、リスクを感情的に語り、議論を止める
  • リスクとリターンを定量化するプロセスを埋め込み、リターン > リスクが判明したら、日本企業の特徴、同調圧力をフル活用して、素早く変革に突き進む

サイロ

日本企業の特徴として、なんでもゼロからやろうとする職人肌社員が多い。これが変革のスピードが上がらない原因のひとつ

  • 一人や一部署ではじめ、抱え込むのは企業が望んでいることではない。いきなり始めず、「きっと誰かが同じことを考えているはず」という思考を挟む
  • 「こういうことしてない?」「こういうこと考えているんだけど」とはじめに周囲とコミュニケーションを取ることを組織習慣として根付かせる
  • 「時間」は経営資源であり、自分でゼロから考えるのは必ずしも良くないと認識する